[自殺願望はないとは言ったものの、何かあっても抵抗をする気はなかった。そんなことを知られては面倒なので、特に何も言わず]まあ、そういうこと。まー、確かに少ない人数で言うのもアレだけど、「役職者の誰か」が死ぬよりマシだっつったら怒るだろ。[小さく笑って]そう沢山の人数に怒られるのもごめんだんぁと思ってな。単純にさ、俺の場合、――…病気が長引いててな。ほっといてもそのうち、お陀仏ってわけ。だから何が起きても、気に病む必要はないよっていうな。