― 空間のひとつ ―
ふふ、聞けば聞くほど、その先が気になってしまいますね。
[その機会の先、は。自身の知るところではない。
苦笑と共に零された想い>>458にはこちらもまた笑って]
それは仕方ないことでしょう。
焦らず追い続ければ、貴方なら辿り着ける気はしますけど。
[それは砂の合間の遣り取りになるだろうか。
ばらばらと散るそれの隙間から]
送り返す術も、帰る術も難しそうですからね。
自由に叶うと云うのならお邪魔したいところですが。
[その先には更に興味深いものが数多に待っているのだろう。
そうして、また王子に怒られる機会が増えていくだろうけれど
そんな未来は、今は有り得ない]