[そんな突っ込みを飛ばした後、告げられた決意。数度瞬き、それから、語られる話を黙って聞いた]……そ、か。[開封されなかった手紙と、それを聞いた時の様子がふと、過る。目を逸らしていれば楽だろうけれど、それだけじゃきっといけない事。それに向き合おうとしている、とわかる様子に、自分も一つ、心の内に秘かな決意を固めて]あったり前だ。帰ってこなかったら、承知しねぇぞ?[冗談めかした口調で返し、約束を交わす。必ず帰ってくるだろう、と。信じているから、揺らぎはない。**]