―三階/休憩室―[意識してではなく、言葉>>471を遮って曲を奏で。最後の一音を響かせると同時、左の指先で纏めて爪が割れた。砂のようにではないが、本来よりもずっと脆く崩れる]痛っ…。[だから最後は少し唐突な終わり方になったかもしれない。手を戻すと右手でそっと握る。まだ痛覚は残っていた]