それは残念。[少しも残念そうじゃない口調で零して]武器は持ち主を選ぶからね。相応しくない者の手には残らない。ねぇ、「氷閃華」?[口にしたのは剣の名前]勇者の血が、って言うやつかな。素敵だね。それじゃ……[駆け寄る少女に向き直り剣を構える]暴れさせてもらおうか![その声に先程までの面影はなく。好戦的な笑みを浮かべて、向かってくる少女を左から横薙ぎに切り払おうと]