[柄に伝わる手応え。取った、と思った次の瞬間、力をかける先が消える]……余所見、注意だよっと![少女の意識がそれた一瞬の隙、碧の瞳はそれを見逃す事はなく]いよ、っと![横に流した『半身』をそのまま下へと傾けて。刃は向けず、軸足を払うように、漆黒の柄を思いっきり横に薙いだ]