─ 狭間の空間 ─[逢えたから、という返事>>480に、浮かぶのはどこか複雑ないろ。けれど、それはすぐに溶けて、消える。触れた手に伝わるのは、いつかとは違う感触。死んだ者同士って、同じように触れられるのか、とか。そんな事を考えたのは、一瞬のこと]……それは……。[辛かった? と問われ。どう答えようか、と思案が巡る]……うん。覚悟、してても。楽じゃ、なかった。それでも……いてくれたから、頑張れてた……。[やや間を置いて、紡いだのは、こんな言葉]