−森−[蒼天には太陽が輝く。 木々の合間、開けた場所。 懐から取り出したのは、一枚の羽根。 広げた手のひらの上に乗せて、包むように。 陽のひかりを写し取ったかのような淡い金。 されど、その根元の色は失われて闇に染まる]―― AIRANAC, etemazem.[羽根はひかりになり、ふわり、舞う。 薄ぼんやりと、鳥のかたちをつくった。 精霊にも妖精にも幻獣にも似て、異なる気配]