んなとこに妬かれても、嬉しくねぇっつの。……誰かが襲われる度に、すっげ痛かったし。[四度、感じた痛みを思い出し、憮然とした声を上げる]……利益第一、ねぇ。ほんと、そーゆーとこは、筋金入りかよ。[どこか、空回るような声。何か、他にもあるのだろう、とは思えたけれど。問うたところで──答えは、得られそうにないな、と思った]これから、また、どっか行って。……帰って、くんのか?[そう思ったから、もう一つ。気にかかっていた問いを、投げた]