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>>496ちみオト殿
[段々と近づく気配に、気付かぬ振りで歌いながら。
そっと瞼持ち上げ、腕に止まる小鳥へ指先を伸ばす。
甘えるよに嘴を擦り付ける様を見つめ、細い指へ乗るよに促し。
淡い菫色が移るは、僅か離れ座り込んだ幼き片翼の竜。
ふわ、と瞳を愛しげに細め、途切れぬ歌と差し出す白い手。
その甲に淡く残る時空の気配。
懐いた小鳥は飛び立つ事なく、円らな黒い目を異眸へと向ける。
手首を彩る白と黒のリボン、そを押える金緑石と同じ色の瞳を]
………今落ちたら、逆に怒られそなのでひよってみました。
契約後なれば、時空の穴に落ちても慌てず迎えに来てくれるではないかと。