[放った熱波は、実戦で使用するのは初めてで、それ故に何処まで通じるかは未知数だった。
光弾を防げなくても、せめて、相手にダメージを与えれば、と]
……え?
[だから、光弾が此方に届く前に弾けた>>480のを見て、思わず目を見開いた。
それでも、その力の幾許かは此方に届いて細かい傷を作ったけれど、それ以上に、相手に届いた熱波の方が大きくて。
それを受けた体が弾き飛ばされるのに、慌てて声を上げた]
ちょ、悪い、大丈夫か!?
[加減をしなかったわけじゃなく、威力が読めなかった、とは言え、それも此方の過失だから。
手の中に、そして周囲に冷気を喚んで、恐らくは火傷を負ったであろう彼を、少しでも癒そうと*]