>>483あー、うっせ。黙れ。[ 集中途切れんだろ。 傍らに片膝を突いて、右手は傷口に当てた状態。 空いていた左手で、伸ばされるヒビキの手を押えた。 言う筈もないが、魔の気を混ぜないようにする―― というのも、中々に神経を使うもので。 意識の途切れる一歩手前、というところまで送り、 ようやっと力を抜いて、手を離す ]……着替えとか、自分でやっとけ。そこにあるから。あー、先に背中にも巻いとくんだったか……。[ 今から動くなんて、酷く億劫だ。 外した左手を額にやりつつ、長く息を吐き出した ]