……伊達に、800年も生きてません、ってな!
[軽口を叩きつつ、手首を返して跳ね上げられた鎖を引き戻す。
それを、再度叩き付けようと上へと向け]
……っととっ!?
[低い姿勢からのタックル。
真なる姿──漆黒の光鎖であれば煩わされる事のない重力の束縛に鈍る動きは、それへの対処を遅らせる。
舌打ち一つ。
戻した鎖の一部を左手で掴み、身体の前に張り渡す事で防御を試みるが、激突の衝撃を完全に止められるものではなく]
……やって、くれますねっ!
[顔を顰めてこう言いつつ、勢いをつけて後ろに飛び退き。
改めて、振り下ろしの一閃を相手の左肩へ向けて叩き込んだ]