[展開した光壁が消えるのを見て呆れた声が零れる]確かに死なないと聞いていたし端から殺す気は無かった。が、しかし。[真直ぐに進んだ黒い光は、ロミを庇ったゼルギウスの逆の肩へと突き立った。レーザーの性質そのままに闇を宿した一撃は小さな穴を開け、そのまま抜けて拡散してゆく]このような場所で些か気を抜きすぎではないか。希代の魔導師の名が泣くぞ。例え変態だろうと。[スィと腕の中に銃が消える]