俺は『祝福されし使徒』に会った事のある人の話を聞いただけなんでね。それ以上のことは伝承の域を出ないさ。[ヴィリー>>500にそう返してから、ゲルダには]蒼と朱の花の痣は、『神の加護の象徴』と言われていてな。教会ではその痣を持つ者を『祝福されし使徒』、と呼んでいる。それだけの話さ。[その内の朱の花はこの身に宿っているわけだが。]