そう、これも現実。[離れていても。コエでなくとも、その声は届いた。紅を洗い流し出てきた涼に、眩しそうな視線を向ける]そして生者には未来が待っている。[コエはもう紡ぎ出されない。だからPCの破壊音が響く中、届かなくても声で語りかけた]そうだな、いつの日か。それまでまたな、赤猫……涼。[始めて知った現実の名を呼んで送って。幻灯はゆらりと*掻き消えた*]