[手を伸ばしても触れられないから、叫んでも届かないから。だから、ただ、見つめていた。それしかできないなら、それをやり遂げよう、と、そう思って]うん……。[耳に届いた呟き>>502。込めていた力をほんの少し緩めながら、小さく呟く]これで、終わるなら。……きっと、もう、誰も。[紡ぐ言葉には、そうであってほしい、という。そんな、切なる願いも込められていた]