ついていきたかった。本当は。もう身体の枷もないから、自由についていくことは出来ただろう。でも、そうしてしまえば、きっと自分はいつか恨んでしまう。彼や、彼の周りの人が生きていることを羨んでしまう。そうなることを、きっと誰も望まない。自分が彼にそうならないで欲しいと望んだように。だから。]これで、いいんだ。[そう呟いて、自分がいくべき場所へと向かい*歩き始めた。*]