―自衛団詰め所―
[途切れ途切れに外に漏れる声。
内容までは聞き取れずただ話が終わるのを待とうとした。
一応保護者としてついて来たという経緯があったから
先に帰るなんて事は思いつかない。
話し声が何時しか泣き声に変われば流石に黙ってはいられず]
――…ちっ。
[舌打ちし出てきたばかりの扉を開ける。
泣き崩れるクロエ>>506が見えて自衛団長を睨みつけた]
住民を守る為にあるんじゃねぇのか自衛団は!
女子供泣かせて如何する!
[彼女が泣く原因が団長にあるのだと思い
啖呵を切ってクロエを庇うように間にはいる]