─工房『Horai』客室─わかりました、えっと……。金額は、十分すぎるくらい。[ミハエルから提示された金額に、ほんの少し不安な色を見せたのは、自身の作品への過小評価の現われで。ともあれ品を見てもらおうかと、一度席を立った。]少し待っててね。今取ってくるわ。[そのまま足は再び工房へと。]