終わってくれる、よね。
[ソフィーの言葉>>507に、同じ願いを込めて返す。
ヒューバートも、オードリーも。
グレンも、誰も。
死んでほしくない。
ケネスだって、苦手ではあったけれど生きていてほしい。
そう思いながら、屋敷から出てきたグレンとオードリーにも視線を向ける。
生きている彼らに、声は届かない。
思いを伝えることも、もう出来ない。
死んでしまってからもう幾度となく感じた苦しさ。
それに目を伏せたものの、あれ?と、引っ掛かった。]
…ケネス様、どうしたん、だろ。
[ケネスだけが出てこない理由など、わかる訳もない。
何かあったのだろうか、と不安げにソフィーを見上げた。]
…ケネス様、探しにいって、いい?