黒い炎?[青色の言葉>>498に思わず両手を見詰めたけれど、そこに宿るのは紛れもなく赤い炎] 幻覚を……見せられているのか……。[炎がヴィノールの足を僅かに焦がしたが、彼女が元に戻る気配はない] 助けるって、どういうことなんだよ――くそっ![当たればただで済まない氷の塊がこちらへ向かっていた。 咄嗟に炎を纏う両腕で顔を庇うが、予想したほどの衝撃はない。 薄目でヴィノールを見れば、砕けた氷は青色自身を傷付けていた]