[微笑んで告げられた言葉に納得したような表情を一瞬だけ浮かべる。すぐに消えたのは、飛んでくるそれが見えたから]あ、ファンガス…![普段めったに攻撃に回らない彼のことだから、その存在を半ば失念していて。強化されて放たれたそれに、強化の無い身は僅かに遅れて左の脇腹でそれを受け止めた]…ったーい![それでもどこか緊張感の無いのは天性のものだろう]こっちも強化しないと、だねっ。「魔弾の射手!」[ロッドを翳して、目の前に力を高める魔法陣を描く。同時に僅かに傷を癒して]