─ 黒珊瑚亭・食堂 ─[現から視線をそらしたままのこどもは、そこで起きた事には気づく事無く。けれど、同じ側で起きた事には、意識は向けられた]……お兄?[小さく小さく、紡いで。抱えてくれた腕から離れると、とてとて、向かうのは、座り込むひと>>463のところ]……お兄?ルゥお兄、いたい、の?[こて、と首を傾げて問う様子は、幼い頃のそれとまるで変わらない]