[『ゲーム』の始まりを告げられる前から、ベルナルトとは思考が似ていると思っていた。
だから、きっと彼は自分の行動の意図を解ってくれるだろう。
自分が『仲間』に向けた言葉が許しがたいものだとも、思っているだろう。
それを解りながらも、自分にはあれくらいしか思いつかなくて。
彼が自分の言葉に何を思い、どんな声を返しているか。
そもそもこの場に居ることすら知る術もなく]
…そうですか、メーフィエが。
解りました、今行きます。
[メイドの呼びかけに、青年の傍を離れ、庭園を後にする。
向かった先、屋敷の扉の前で立ち止まったままの彼女>>483の姿に、足を止めて]
…メーフィエ。