……ま、別に……。[赦してほしいとか、そんな甘い感情があるわけではない、けれど]……もし……。[交差する事が叶うならば]いえたら…………いい、な…………。[『何も話さなくて、ごめん』と。子供の頃から、上手く本音を出せなくて、それは今も変わらないままだったことだけ。大切な思い出を作ってくれた二人に、謝りたい、と。まどろみの中で想うのは、そんな泡沫。**]