[それから次の日には自衛団員から現場保存が必要なくなったからと、それぞれの宿屋の掃除をすませた。
自衛団員からの手伝いの申し出は断った。
掃除をしながら、その匂いや痕跡などにやはり現実のことだったんだとはっきりと思い知らされる]
ブリたん、私は本、読む方じゃなかったけどよ、もうでなくなるんだな。
[幼馴染の4人組の中では活発な方で、。
ブリジットの泊まっていた部屋の掃除を終えると、次はカルメンの部屋に]
あんまり、接点なかったけどよ、アーベル楽しそうに話してたのはちょっと妬けたぞ。
[幼馴染四人でどの人形がとか、そんな話をしたのが、まだ一週間程しか経ってないのが嘘のように感じた。
続いてユリアンの泊まっていた部屋に]
ナーセルは、ユリアンのパパ戻るまでちゃんと面倒みるからよ。もう、泊まりにくること、ないんだな。
[ぽつりと、来年からは彼の父親は来るのだろうかと、そんなことを思いながら]