[放った魔導弾を盾にするようにして駆けて居たが]っ!?[響く咆哮。一撃必殺を狙った体勢で、その後に襲い来る衝撃に対処が間に合うはずも無く。落つる鋼の欠片は容赦なく身体を打つ。魔導銃を持ったままの右手で頭を庇いながら、鋼の欠片を避けようとしたが、脚や背に当たり終には地に滑り込むようにしながら倒れ込んだ]か……はっ……。流石に……これは、躱し切れません…ね。[気付けば先に放った魔導弾も、ドラゴンの尾により受け切られていた]