―廃墟―じゃなくて、雷鳴のおねーさん、かー。[帽子は近くに転がり落ちていた。三角耳がぴこりと動く]んー。生きてますよー。でも、どうにもだるくてー。[平板ではなくなったが、まだ力なく応える。能力の使いすぎによる疲労は元より、精神的な部分でかなり参ってしまっていた]おねーさんは元気そーですねー。