……ったく……無理すんな、って言っただろうが。[恐らくは、休息も取らずにここにいたのだろう、と。それが予測できたから、最初に口をつくのはぼやくような言葉]でも……。[言いながら、そ、と赤い髪に手を触れる]……ありがと、な。[紡ぐ短い言葉は、様々な想いを一つに集約したもの。今は他に、向ける言葉は思いつかなかった。**]