─ 魂のみのせかい ─[闇に飲まれた意識がたゆたう。血に濡れた手では主の下へは向かえぬため、魂は天には昇らず、ただ落ちて、墜ちて。堕ち行く魂は闇へと包まれ行く。組んだ手を腹部に置き横になった状態で、目覚めもせずただ闇に身を任せた*]