[返される軽口に、クスと笑い。続いた言葉にはふと、真剣な顔になった]はい、そうでしたね。直接のお返事は出来ませんでしたが。[揺れる翠。かすかに翳る]ミリィ。[名前を呼んだまま、なんといえば良いか分からなくなってしまい。暫く無言の状態が続いてしまう。家の前まで戻ったところで、一度彼女を下ろし立たせた]…私は、してはいけない隠し事をしたままでした。ミリィ。貴女は私が、人でなかったとしても。[す、と息を吸う。恐怖を振り払う]その手を差し伸べてくれますか…?