[左肩から地へ滑り込んだ体勢のまま、は、と短く息を吐く]…これが、大丈夫に見えるのでしたら、貴女の眼は節穴、ですよ。[痛みを堪えているためか、憎まれ口を叩きながらも言葉は途切れ途切れで。それでも訊ねて来る女性に対し、くつりと力無く笑みを浮かべた]貴女が、献身な介護を、してくれたなら、痛みも、和らぐかもしれません、けれどね?