[ヒューゴが頷けば>>504アルビーネも笑み浮かべ頷く。
本を読み調べるのが好きになったのは
目覚めてから近くに在った彼の影響が大きい。
昔から本が好きだったのかと思っていたものの
取り戻した記憶の中にそういった傾向は薄かったから
いつのまにか彼の影響を受けていたのだと知れた。
髪を撫でるその手は優しく心を温かくしてくれる。
彼の両親の声にはにかむような表情をみせた。
これからも自慢であり続けるだろう彼の声音にのる感謝は
自分もまた支えになれていたように思え嬉しく感じる]
私もヒューゴを見習わなきゃ、ね。
[自慢の、と言われるには遠いのだろうけれど
それでも家族として自信をもって並べるようになりたいと
望みが言葉となり零れていた]