…………え?
[妹と思っているとばかり思っていたから
ヒューゴの返事>>506は意外で驚きが声に漏れる。
ぱちぱちと瞬きを繰り返すうち続く言葉が聞こえて]
私もお兄さんみたい、って、そんな風に思ってたから。
[改めて思えば家族とは言われたが妹と言われてはおらず
己がこの家を出た事が変化を齎したと知れば
考えるように視線が移ろい、そして再び彼のまなざしと重なる]
ん、家族のように思ってくれてたのは前から感じてた。
けど、最初から、血の繋がりがないのも知ってたから
ずっと甘えて此処に居ちゃいけないって、思ってた。
居心地が良すぎて離れられなくなる前に、出ようと思って――
[それを実行したけれど、ヒューゴが村に戻るまでは
彼の両親の様子をみるためにちょくちょく顔を出していて
それも自分が淋しいからという理由もあったが言う事はなく]