[右の手は撫でられる際に解けていたからそれを支えにしてゆっくりと身を起こす。寝台の縁に座り直しヒューゴへと向きあって]ヒューゴの気持ちは嬉しい。迷惑、なんてことは、絶対にない。私もヒューゴが大切で大好きだから。[はにかむような笑みを見せて気持ちを言葉にするけれど]――…でもこの状況は、さすがに、……ちょっと、というか、かなり[はずかしい、と消え入りそうな声で漏らして俯いて熱る頬を片方の手で覆う**]