お前に傍に居て欲しい。――…ずっとは、望まない。今だけでいいから、……さ。俺の傍に居ろよ、アーベル。[目の前にある親友の手に己の右手を重ねて、握る。既に多くの幸せな時間をアーベルから貰いながらそれでもあとすこしを望んで、掴む**]