俺、は……。[視線が地面に落ちる。戸惑いと、迷いが過ぎる──が]俺は。それでも、知りたい。[再び上げた蒼に迷いはなく。確りとした口調で、こう、言った]あいつが……エーリが、どうなったのか。それで、もし……生きてるなら。会えるなら……。……会って、ちゃんと、謝らないと。最後、ケンカ別れだったから。