[広間に居なかったら、客室を見ればいいかな、と思いつつ、屋敷へと戻り。不意に足を止めたネリーに、ん? と言いながら、自分も足を止めた]どうしたの……?[問いかけながら視線を追う。目に入るのは、階段に座り込む姿。>>518]あれ、って……。[一見して、誰、とはわからなかった。すぐにそれと認識するには、変貌が進んでいたから。いや、もしかしたら、理解を拒絶している部分があるのかも知れない、が]……にいさん?[呟きは期せずして、名を紡ぐ声>>554と重なったか]