[その後はありきたりの弁明の話などが流れ、二人共、最後の紅茶を一口]「あっ、お嬢様そろそろ夕飯の買出しにいってきますね」いってらっしゃい。楽しい時間をありがとうございますわ。[片付けを手伝い(申し出たときは使用人はやはり戸惑っていたが)、支度を終えて出て行く使用人を見送り、自室へと戻る。今まで目をそむけていた現実に少しばかり、距離を縮められたそんな気がした。]