写真家 ヴィンセント

そりゃ、それが必要な時にはね？
そのための機能なんだから。

[きぱりこ返しには、クスと含み笑いながら返す余裕もあったが]

そこまでボクはマゾくないよう。
て、問答無用かいっ！？

[始まったのは綱引きならぬ布引き。途中までは拮抗してたものの]

あれ、知らなかった？
前の時はもっと気配隠してなかっ……わぁぁぁ！！

[思い切り引っ張られ、つんのめってネッドの至近まで近寄る。
顔の近くに位置したフラッシュが、危機を感じて眩く光る]