んにゃ……避ける方が危ないと思ったっすから。[剣を引かれれば、また反動でふらりと揺れて] んふ、全然大丈夫、って言いたい所っすけど。 ちょっとここしばらくで、血を抜かれ過ぎた、かな――[ぺたりと膝をついて、ぼんやりとした瞳で白い光を見詰める] じゃ、遠慮なくお願いする、っすよ……。 ――そういえば、ご機嫌と性格は治った、っすか?[思い出したように問い掛ける。 けれどその答えを待たず、少女は意識を手放すのであった**]