─広場・噴水傍─それ、自分で言う事かよ……。[思わずぽつり、呟いて]いつでも構わないよ。……今まで、どうにもできなかった事に、近づけるだけでも、十分だから。[期待するな、という言葉に返した直後。頭を撫でる手に、わ、と言いつつ目を細める]……くー、この身長でもなでられるとか、なんか理不尽っ……。言われなくても、行ってくるよ!……最高の演奏、やってやるから![残された言葉に、返したのはこんな言葉。それでも、蒼の瞳からは、先までの翳りは失せて。離れようとする背を、見送った]