>>553[掬い上げた小さな手は逃げる事なく、手の内に留まって。可愛らしい驚きの声に、目元を和ませる]「ぴぴっ」[同じく小鳥も小さく鳴いて。見つめる二つの色に向かい、ちょこんと首を傾けてじぃと見返した。淡い菫色はその光景を優しく見つめ、薄く笑み浮かべるよに柔らかな調べを紡き続ける。そはとても穏やかな、ひと時]