─ 黒珊瑚亭 二階・五号室 ─[そう言って、右手を差し出したまま友を見詰め。瞬き、掠れた軽口>>552には黙し、続いた言葉を聞いて>>553]ばぁか。そういう事こそ、言う相手が違うだろ。[そう笑いながら、重なった右手にこめる力は肯定の証**]