……何故、その名を持つ者を、求める。[傅く様子から僅か視線を逸らしつつ、投げたのは短い問い]その名持つ者は、天より堕とされ消えたはず。天界のものが、何の所以を持って求めるか。[問う声音は、感情を抑えようとするけれど。微かな震えは消しきれない]……何れにせよ。俺に……我には、その名で求められる由縁は…………ない。[それでも、今の己は星姫ではないから、と。紡ぐ言葉は、拒絶のそれ。**]