[カシャリ、カシャリ。軽い金属音が鳴り響く中、バレンは呪を紡ぐ]…Es diferente…Mundo… …Uno…Un amigo jurado……Resonancia…………出来るだけ、細く、だぞ。「ポジティブ」[カシャン、と最後の調整が終わる。バレンは異界龍の取り付いた左腕を前へと突き出し]──……Rugido[最後の呪を紡いだ。前方では青き炎が燃え盛り、それを越えて6本のナイフが迫り来る。そんな中で、盟友である機械竜は、吼えた]