[親とは別に住む自宅は聖殿のある広場に近い。わざわざ飛ぶほどの距離ではなかったし、寝不足の身では急がぬが吉との自覚もあった。途中、巫女の様子を尋ねる人に出逢えば「心配ない」と答え、堕天尸の存在に懸念を示す声を聞くと「巫女の言葉を信じて待て」と告げる]