…!ロートス、ロミが、わかるですか?[名前を呼ばれて、それは確信に変わる。ロミルダの目が大きく開かれた。けれどロートスからの質問には、また顔を俯ける]……ロミ、1人になったです。パパも、ママも、ロミのこと、わかんなかったですよ。[身体のほうは今頃どちらかの許に届けられているのかも知れないけれど。いくら呼んでも振り返ってくれなかったのを思い出して、きゅっと目をつぶった]