[今回のことは、間違いなく師匠の興味は引くだろう、から。
その先、落とされた懸念にはそれでも真面目に、表情を引き締めて]
ん……まあ、俺がなんか妙な位置にいるらしいってのは、知ってる。
でも、影響についてはまあ、大丈夫じゃないかな。
なんかあったら……責任持って何とかするさ。
[元世界でこれより派手に遣りあった事がある、とは流石に言えなかった。
均衡についても今ある知識は教えられた物。師匠はともかく、楽士に秘めた思惑があるなど、いまだ気づいていない、から]
[ゆらり、目の前の姿が揺らいで見えて>>562、戻る時が来たのを知る]
ご武運、はどうか解らんけど、な……でも、ありがとう。
そっちも気をつけて。行く先に光在らん事を。
[消え行く姿に祝福の言葉を投げて、背を向けて歩き出すその姿も、いつの間にかそこから消える。
元の世界の「どこに出るか」は、さっぱり判らないけれど**]